被覆電線リサイクル・被覆電線ナゲット処理・非鉄金属一般地金

富岡商会

リサイクルについて

近年、企業やメーカー側が環境対策を積極的に導入しなければならない時代になってきています。
最近、中国輸出に変化があります。弱電などの毛線関係に関しては、中国との取引が少なくなってきていることにお気づきでしょうか?
リサイクルのためにナゲット処理をするには大掛かりな設備が必要で中国では現状でそれに伴う電力がありません。 また設備や電気は高価であるため、どうしても手間のかからない野焼きになってしまうことが多いようです。
ですが、それは環境破壊を引きおこします。つまり、環境に配慮されてない処理と言えます。
日本でも野焼き禁止となって完全に無くなるまでに約20年かかりました。これからは求められるべき環境対策をしていかなければなりません。

国内の確実なルートで処理をしようとするメーカー側の動きに注目が集まっています。

廃電線は銅線が有価物であるため、企業やメーカー側は業者に出してリサイクルされていると思われがちです。
しかし、銅線を包んでいるビニール類の被覆材の多くは、産業廃棄物として処分されており、その中でもPVC(ポリ塩化ビニール)は焼却時に発生する有毒ガスや鉛による環境影響が問題とされています。
極端に言えば車のタイヤのようなもので、ホイールは有価物ですが、タイヤの部分は産業廃棄物です。
ビニール類は自らが出した産業廃棄物と考えるなら、その処理のされ方にも注目が必要です。

弊社ではプラスチック類をハイドロ処理でPVC(ポリ塩化ビニール)とPE(ポリエチレン)に選別し、リサイクル資源に加工します。ハイドロ処理によりPVCとPEに選別する事は、私たちの大切な資源のリサイクル率アップに繋がります。

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